ニーショット・ファッション・スタイル

　ココ・シャネルについて資料の引用ではなく、自分の言葉で語ってみたいと思います（以下ココ・シャネルをシャネルと記載）。
　シャネルのイメージは"Simple is best"です。すでにCM等で頭に刷り込まれていたのでしょう。この"Simple is best"が物事の困難を解決する方法のような気がして、シャネルのDVDを3本見て、本も3冊読みました。また、シャネルのキーケースを買いました。
　これらでわかったことは、シャネルの服のヒントは修道服にあること、活動的な服ということもあり、最初はアメリカで認められたこと、芸術家を支援していたこと、恋多きシャネルと言われているが、結婚を意識した男性とは死別していたこと、87歳で死ぬ前日まで仕事をしていたことなどを知りました。
　シャネルが活躍した時代は第1次大戦及び第2次大戦中で、戦争中でも女は服を買うという考えだったようです。DVDで「なんて脱がしやすい服だ」という場面があり、着やすく、活動しやすい服で、女性から人気を得ましたが、脱がしやすい服ということで、男性からも認められたようです。フロントホックブラで女性には前で留めるブラのイメージが、男性では前ではずすブラのイメージであるのと似ていると思います。
　男性用のジャージー生地やツイード生地で女性用の服をつくったことで、革命的と言われていますが、大戦中で単に手に入る生地で女性用の服をつくっただけなのかもしれません。シャネルのエピソードとして親しくなったドイツ人将校をかくまい、一緒にスイスまで逃亡したという事がありましたが、人の国籍や職業にとらわれずに、人を見る目を持っていたように思います。
　シャネルの香水はシャネルの5番が有名ですが、香水を簡単に手に入る薬瓶に小分けしたことで、ヒット商品になったと言われています。他人と違ったことを実行する勇気がシャネルにはあったと考えられます。"Simple is best"は問題解決のヒントになり、シャネルを知ることで人生が変わるかもしれません。71歳でファッション界にカムバックしたなんて、高齢者に勇気を与えてくれる出来事です。
　シャネルの映画の裏話として、「シャネルとストラヴィンスキー」のメイキングで両者の濡れ場のシーンがありますが、俳優がこれらの濡れ場のシーンが必要かどうかを議論しているところがあり、俳優は演技しているだけではなく、作品作りに参加していることを感じさせ、とても興味深くメイキングを見ることができました。以下にシャネルに係わる画像や動画を掲載します。

[若き日のシャネル画像、イミテーションジュエリーを発表したころのシャネル画像、晩年のシャネル画像]







[シャネルの功績をまとめた動画及び映画予告]











[シャネルスーツ画像]